GC GENERAL CLINIC FUKUOKA

診療案内

胃内視鏡検査(経鼻内視鏡)できます。

胃内視鏡検査とは、先端に高性能カメラがついた細いチューブ(経口の場合は直径1cm程度、経鼻では6mm程度)を口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。
胃痛・胃もたれなどの原因となる胃潰瘍や胃炎はもちろん、わが国で年間10万人以上が罹患する胃がん(がんの部位別では第1位)の正確な診断が可能です。
また、胃がんになりやすいとされる慢性胃炎の有無によって発がんのリスクを判定することもできます。
胃炎や胃潰瘍を診断する際に必須の検査である胃内視鏡検査ですが、近年は胃がん検診でも主役となりつつあります。
胃内視鏡検査は「じかに胃の粘膜を見る」方法なので、微細な病変も発見でき、同時に組織採取(生検)もできるため、確実な診断が可能です。
また、ピロリ菌の迅速検査も行うことができ、早期治療に役立つことができます。
当院は、最先端の苦痛の少ない鼻からの胃内視鏡を導入し、より楽な検査を可能にしています。
その結果、検査受けた約90%以上の方が、「これまでの口からの胃カメラに比べて楽だった」「痛みを感じなかった」と話しています。
なお、口からでも鼻からでも検査可能ですので患者様自ら選択することができます。

➢鎮静剤の使用について
ご希望があれば軽い鎮静剤を使って少しぼーっとした感じで検査を受けることも可能です。
鎮静剤ご希望の方はご相談ください。 鼻からの内視鏡には以下のような特徴があります。

診療時間

1 苦痛が少ない 右の写真は、経鼻/経口内視鏡を比較した写真です。経鼻内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる約6mmの細さです。痛みを感じることがほとんどありません。
2 おう吐が起きにくい 内視鏡が舌のつけ根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
3 会話ができる 検査中も会話が可能なため、質問したいときには自由に医師とお話できます。

診療内容

  • 前日の午後9時以降から検査終了までは何も飲食しないで下さい。
  • 水分は適度にとっても結構ですが、水以外は飲まないで下さい。
  • 普段から就寝前に薬を服用している方は、いつものようにお飲み下さい。
  • 検査が終わるまで何も飲食しないで下さい。
  • 薬は検査終了後に服用して下さい。
  • タバコも吸わないで下さい。
  • まず、胃の中の泡をとる薬を飲んでいただきます。。
  • 次に、両鼻に粘膜をひろげる薬を噴霧し、約5分おきます。その後、どちらか片側の鼻腔に麻酔を流しこみ、カメラと同じ太さ(約5㎜)のカテーテルを挿入します。
  • 胃の動きを鈍くするための注射をします。この注射により、一時的に口が渇いたり、目がかすんだり、尿が出にくくなったりすることがありますが、間もなく治りますからご心配はいりません。(以前にこのような症状があった方は申し出てください。)
    ※高血圧、心臓病、緑内障、前立腺肥大のある方は申し出てください。
  • 約30分は麻酔が効いていますので飲食しないで下さい。なお、タバコも吸わないで下さい。
  • 検査中に中をよく観察できるように空気を入れます。お腹が張った感じが残る事がありますが、ゲップやガス(おなら)として出れば治ります。
  • 組織をとって検査をした場合は、2~3日は刺激物の食事を避けて下さい。
    検査結果は約2週間で分かります。
  • 細かい変化を観察するための色素液を散布した場合は、後で尿に色がつく事がありますが心配いりません。
  • ひどい痛みがある時や黒い便が出たりした時には、来院するか連絡して下さい。
  • なるべくゆったりとした服装でお願いします。
  • 検査時間は約15分です。画像を写真にして検査後に診察があります。
  • その他、検査についてお分かりにならない事などがありましたらお聞き下さい。

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